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オブジェクト指向存在論は、私の中で今のところ見送りという形であります。- real...

オブジェクト指向存在論は、私の中で今のところ見送りという形であります。

- real objectはハイデガー主義者に受け入れがたいものであるように思われる。
- 現存在はハイデガーにとっては優越的であるが、オブジェクト指向存在論は、現存在と存在の関係と、存在と存在の関係を等根源的に扱うため、明らかに矛盾すると思われる。
- 文献学的にハーマンのハイデガー解釈は可笑しいとされることが多い。

Arielli, Emanuele (forthcoming). Effort in Aesthetic Appreciation: from Avant-Garde to AI. Proceeding of the European Society of...

Arielli, Emanuele (forthcoming). Effort in Aesthetic Appreciation: from Avant-Garde to AI. Proceeding of the European Society of Aesthetics.

「努力ヒューリスティクス（effort heuristics）」や「分散的貢献（distributed effort）」なんて殆ど二次創作の議論と同型だよね。

#論文メモ #生成美学

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『存在と時間』におけるBefindlichkeitは本当に身体性を包含するものなのか？　なぜ彼の〈情態〉を現象学的身体論に寄せる必要があるのか分からない。

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生成美学——これらの技術的革新の本質は、認知的自律的存在による集団的無意識の組織にあるのだ。不完全な〇年代のインターネット批評——集合知、分散処理、カオス——は、ここにおいて完成を見る。数TBにも上る訓練データを集合的無意識として統合する生成モデルは、現在ニーチェ的に回帰している。

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ボーカロイドとplunderphonics（蒸気波）が同一の解釈共同体を持つという事実は、見事にこれらに対する民俗記号論や民俗表彰文化論の眼を曇らせて来た。これらは全く同一ではない。その差異は作品の唯我論的性向からの脱却、つまりラカン的な用語における象徴界と表象界の間の開裂に他ならない。

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それは単線的な技術的進歩ではなく、エクリチュールの対立項としてのパロールの位相におけるメディウム的再発明なのである。この質的差異は、フォルマントやピッチの滑らかさといった音声学的・音響工学的な変化ではなく、この音声中心主義と文字中心主義という分裂的対立においてのみ理解される。

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かつて私はリーヴィス主義的な芸術観念と生成美学の中間に混成民藝をおいた。このスペクトルは作品の作者からの解放、つまり近代的ロマン主義からポスト現代主義、そしてその極限という漸次的な移行を表す単線的なモデルに他ならない。しかし生成美学がなぜ純粋な意味でバルトやクリスティヴァ的ではないのか。それは、バルトの作者の死というマニフェストの並走的な理想は、文字、そして作者の資本主義からの解放にあったからである。この意味で民藝と巨大資本主義を後見とする生成美学は、彼らの理念において排中律を例証する。

鮎川のいう〈函数性〉は、フッサールのいう感情移入に等しいと考えてよい。むしろ〈函数性〉は歌手が歌う一般のポピュラー音楽にこそ当てられるべき語だろう。というのも、歌手は作曲家や作詞家の考えた旋律や歌詞を〈函数〉として、つまり「自身の」メッセージとして包むからだ。ボカロの特性である無人称性（＝鮎川のいう〈函数性〉）は、鑑賞者の歌手に対する感情移入のしやすさという観点に帰着する。ここで他我理論を引くことは場違いであるかもしれない。しかし、歌手が〈ゼロ化した主体〉であろうが〈非ゼロの主体〉であろうが、感情移入＝函数性は起こりうる。まとめよう。鮎川のいう〈函数性〉は、感情移入のしやすさが歌手の人称性に対し反比例するといる観察である。それに付随して、...

鮎川のいう〈函数性〉は、フッサールのいう感情移入に等しいと考えてよい。むしろ〈函数性〉は歌手が歌う一般のポピュラー音楽にこそ当てられるべき語だろう。というのも、歌手は作曲家や作詞家の考えた旋律や歌詞を〈函数〉として、つまり「自身の」メッセージとして包むからだ。ボカロの特性である無人称性（＝鮎川のいう〈函数性〉）は、鑑賞者の歌手に対する感情移入のしやすさという観点に帰着する。ここで他我理論を引くことは場違いであるかもしれない。しかし、歌手が〈ゼロ化した主体〉であろうが〈非ゼロの主体〉であろうが、感情移入＝函数性は起こりうる。まとめよう。鮎川のいう〈函数性〉は、感情移入のしやすさが歌手の人称性に対し反比例するといる観察である。それに付随して、 highland のいう〈透明性〉も同じ言明であることが分かる。すなわち、歌手に対して感情移入のしやすさがmaxであるという言明である。
この観察の方がより函数的ではないだろうか？考えてみよう。楽曲のオーサリングの役割には、作曲家と作詞家、そして歌手の選定者という項を導入する必要がある。歌手は、歌手の選定者の関数である。そして、歌手は感情移入のしやすさの関数である。すなわち、感情移入のしやすさは歌手の選定者の関数。

J. D. Bolter と R. Grusin...

J. D. Bolter と R. Grusin のいう「再メディア化（re-mediation）」とコンテンツの擬古（＝リバイバル）は平行線をなす。したがって我々は、擬古を「再コンテンツ化（re-contentialization）」と呼称することができる。再メディア化概念と美学上の様式論とをいかに接続するか。様式と媒体の異同はなにか。様式は媒体のひとつか。一般に再メディア化はメタ的である。たとえば UNDERTALE はビット様式を〈再様式化〉しており、そのビット様式は、再現という点でメタ的であり、ゲーム自体の様式という点では対象的である。

https://mitpress.mit.edu/9780262522793/remediation/

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日本語圏において東方と分離されたクッキー☆が、多言語圏において再混交されたことを示すポスト。

https://x.com/GabrielMB__/status/1642643061904752640

controversial なトピックを専門とした雑誌、面白いhttps://journalofcontroversialideas.org/

controversial なトピックを専門とした雑誌、面白い

https://journalofcontroversialideas.org/

I’m grateful to <> for stressing this point.

I’m grateful to <> for stressing this point.

> Sonicism holds that works are identical just in case they sound exactly alike. 音響主義

> Sonicism holds that works are identical just in case they sound exactly alike.

音響主義

> S qua mereological sum exists even if its sound-bits are scattered across the universe. So the mereological analysis is out.笑った

> S qua mereological sum exists even if its sound-bits are scattered across the universe. So the mereological analysis is out.

笑った

_individuals_ ではなく _particulars_ を用いているのは、例化を用いたいからだろうね。

_individuals_ ではなく _particulars_ を用いているのは、例化を用いたいからだろうね。

“S qua mereological sum” とかいうカッコつけた書き方をする論文は、すべて “S as merelogical sum”...

“S qua mereological sum” とかいうカッコつけた書き方をする論文は、すべて “S as merelogical sum” に書き換えて差し上げましょう

> (moderate) Platonists who are committed to contingently existing types that essentially involve the existence of the composer. If the...

> (moderate) Platonists who are committed to contingently existing types that essentially involve the existence of the composer. If the composer does not exist, the indicated type does not exist.

穏健なプラトン主義は作家主義なのか……

Fisher, A. R. J. (2021). Musical Works as Structural Universals. Erkenntnis 88 (3):1245-67....

Fisher, A. R. J. (2021). Musical Works as Structural Universals. Erkenntnis 88 (3):1245-67. https://link.springer.com/article/10.1007/s10670-021-00400-1

力作。アームストロングの構造的普遍を用いた音楽存在論。音楽的アリストテレス主義は、作品が超時間的に存在するといったような極端なプラトン主義よりも、はるかに現実的な存在論である。音楽作品の規範性から音高等の逸脱事例を許容できる本理論は、Goodman の音楽的唯名論よりも優れていると言えるだろう。

#論文メモ #音楽存在論

> Finally, it would be interesting and fruitful to consider how the claims I have made here might be applied to our understanding of...

> Finally, it would be interesting and fruitful to consider how the claims I have made here might be applied to our understanding of issues in copyright law

音楽美学の ELSI

> This terminology of “ontologically thin structures”, which has become standard terminology in the philosophy of music, follows...

> This terminology of “ontologically thin structures”, which has become standard terminology in the philosophy of music, follows Davies (2001, 3). Musical works can be specified as abstract sound-structures that may be more or less determinate in how they should sound.

これは何に対して「存在論的に厚い」と言えばよいのか。たとえば DTM はプロジェクトファイルに対しては存在論的に厚いが、source materials に対しては存在論的に薄いだろう。